中国のSNS・微博（ウェイボー）で17日、「日本貧乏旅行」動画にネットユーザーから反響が寄せられた。

旅は、「6000元（約12万円）で14日間の貧乏旅行をした」というもので、この動画でテーマとされたのは「富士山攻略」だ。

動画では、東京からのアクセスとして「新宿のバスターミナルで河口湖行きのチケットを買えばOK」「一番いいのはウェブサイトでの事前予約。当日に行ってもチケットがない恐れがある」などと紹介。また、山頂が雲に隠れたかと思ったらまたすぐに現れるなど次々変化する富士山のベストシーンを見逃さないために、時間の制約がある1日ツアーへの参加はお薦めしないとしている。

さらに、現地に宿泊するよう強く提案し、自身は1泊100元（約2000円）余りの宿泊施設に2晩泊まって美しい富士山が撮影できたこと、「富士山観光で最適の方法はレンタサイクルの利用だと思う」とコメントして河口湖駅を出たところで1日70元（約1400円）余りで自転車を借りれることや、自転車に乗ることで特別な「体験感」が得られ、さまざまな富士山の美しい姿を発見したことなどを伝えた。

動画では他にも遊覧ルートや関西方面に行く場合の交通手段などが紹介され、これにネットユーザーからは「これ、ちょっと保存しておく」「食べて泊まって移動するのに1日500元（約1万円）以下ってすごすぎる」「日本で貧乏旅行ってすごく面白そう」「私は日本に行って1週間で6000元以上使った。どうやったらできるのかすごく知りたい」などの声が上がった。（翻訳・編集/野谷）