シャオミの高級SUV「YU7」、6月末の発売決定―中国

CRI online    2025年6月17日(火) 15時50分

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シャオミは16日、2台目のEVとなる高級SUV「YU7」を6月末に発売すると発表しました。

シャオミ(小米)は16日、2台目の電気自動車(EV)となる高級SUV「YU7」を6月末に発売すると発表しました。

シャオミの雷軍(レイ・ジュン)最高経営責任者(CEO)は同日、SNSの微博(ウェイボー)で、YU7が6月末に発売予定であることに加え、玄戒O1チップを搭載した2機種目のタブレット「小米平板7S Pro」などの多くの注目製品が同時に発表されると明らかにしました。

雷氏によると、YU7のドアビームには2200MPaの超高強度鋼が使用され、合計4本配置されています。これにより、側面衝突時の安全性を高め、乗員を保護します。

シャオミは5月22日に創業15周年を記念する戦略新製品発表会で、市場の注目を集めていたYU7を正式発表しました。この車は「高級高性能SUV」と位置付けられています。一方、すでに販売中のモデルについて、雷氏は「SU7は発売から1年2カ月で累計25万8000台を納車した」と紹介しました。

SU7は4月に月間で2万8000台を納車し、20万元(約400万円)以上のすべての車種の中で販売台数トップとなりました。また、中大型セダンの販売ランキングでも、アウディA6L、メルセデス・ベンツEクラス、BMW 5シリーズなどを上回り、首位を獲得しました。

雷氏は6月3日の投資家説明会で、過度な競争や価格競争には反対だと述べ、ネット上でうわさされていた「23万5900元(約472万円)」というYU7の価格について否定しました。正式な価格は発売の1~2日前に発表される予定です。

長江証券はリサーチレポートの中で、「YU7の発売はSU7の成功を引き継ぎ、新たなヒット商品となる可能性が高い」と指摘しています。純電動SUVの登場により、1台当たりの平均価格や販売台数が増加し、粗利率や営業費用もさらに改善されると見込まれます。2025年には純利益が黒字転換し、車両1台当たりの純利益は1万元(約20万円)以上となり、2026年には2万元(約40万円)を超える見込みです。(提供/CRI

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