ちり一つないほど清潔、中国が世界最強の国になることは明らか―英メディア

Record China    2025年6月17日(火) 12時10分

拡大

英紙デイリー・テレグラフは15日、「中国を旅してみると、この国がまもなく世界最強の国になることは明らかだ」と題した記事を掲載した。

英紙デイリー・テレグラフは15日、「中国を旅してみると、この国がまもなく世界最強の国になることは明らかだ」と題した記事を掲載した。中国メディアの環球時報が取り上げて紹介した。

今年5月に中国各地を1カ月に渡って旅したという同記事の筆者は「現地で見聞きしたこと、地元の人々との交流、ガイドやその他の人々から聞いた話を通じて、この国は非常に深く明確な印象を与えてくれた」と述べた。

まず、インフラについて「過去30年間で整備してきたインフラは、驚くべきものというだけでなく、目を見張るほど圧倒的だった。中でも特に目を引くのは高速鉄道網で、総延長は3万マイル(約4万8000キロ)に達している」と言及。「この(高速鉄道の)システムはほぼゼロから構築されたため、空港のターミナル並みに巨大で真新しい駅が整備されている。列車内は快適で清潔。非常にスムーズに走行し、高速にもかかわらずそのスピードをほとんど感じさせない」と評した。

また、「中国各地には数多くの空港も建設されており、その大半はヨーロッパの主要国際空港に匹敵する規模で、その多くが新しく建てられたものだ」としたほか、「中国全土には高密度の高速道路網、そして現代的な地方道路も整備されている。鉄道と同様に、中国の道路網も拡張を続けている」と説明した。

その上で、「過去20年間で、中国は急速な都市化の過程を経験し、新しい市街地が雨後のたけのこのように次々と出現し、旧市街地にも大量の住宅が新たに建設された。中国の都市は外へと広がるだけでなく、上空へも伸びている。都市部には高層ビルが林立し、まるでビルの森のようだ」とし、「一見するとどれも似通っているように見えるが、よく見ると、それらの多くは単なる箱型建築ではなく、装飾的な要素を設計に取り入れていることが分かる」と紹介した。

さらに、特徴的なことに「緑化」を挙げ、「都市のいたるところに樹木や緑地が見られ、それらの大半は過去数十年の間に植えられたものであることは明らかだ。高速道路や主要道路の橋脚にはツタがびっしりとはい、道路沿いには鉢植えの花やその他の緑が並べられており、それらはすべて丁寧に手入れされている」と称賛した。

同記事の筆者は、中国の都市は西洋の多くの都市と比べて「秩序正しい」とし、「都市は活気にあふれ、公共空間はちり一つないほど清潔だ。これは多くの環境衛生労働者(清掃員)の努力によるものでもあり、またごみのポイ捨てがほとんど存在しないことにも起因している」と評した。

ほかにも、地方都市にも近代的な建物が立ち並びインターネットが普及するなど発展していること、未来志向である一方で伝統も重んじられていること、社会全体に教育や自己向上に対する強い文化的なコミットメントがあることなども紹介した。

一方で、「多くの課題にも直面している」とし、差し迫った問題の一つに都市部の住宅価格の高騰を挙げ、「上海の住宅コストは北米や欧州の大都市に匹敵する水準にある」と言及。ただ、「中国社会は明らかに活力に満ちており、良好かつ効果的に機能する政府と経済システムを持ち、自国の歴史とアイデンティティーに誇りを抱いている」とし、「(かつて)長きにわたり中国は世界の他の地域から最も強大で最も文明的な国と見なされてきた。中国が再びその卓越した地位に返り咲くのは、ほぼ確実と言っていいだろう」と論じた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携