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中国の有名女優チャオ・リーインが民国期が舞台の映画「醤園弄」で披露する生声のせりふに賛否の声が上がっている。
中国の有名女優チャオ・リーイン(趙麗穎)が民国期が舞台の映画「醤園弄」で披露する生声のせりふに賛否の声が上がっている。
チャオ・リーインが同作で演じているのはメインキャストの一人である作家、記者の西林。中国SNSの微博(ウェイボー)では16日、本人の声によるせりふを巡り、エンタメ系ブロガーが「チャオ・リーインの演技が失敗?教科書の暗唱みたいなせりふだと批判されている」と投稿した。
同ブロガーによると、映画の宣伝活動の一環として制作側はチャオ・リーインのせりふの場面を公開したものの、称賛は思ったほど集まらず、逆に「まるで小学生が教科書を暗唱しているみたい」「感情の起伏がなく、雰囲気が感じられない」「話しているうちに歌いだしそう。どこがいいのか分からない」など批判の声が多く寄せられた。これはチャオ・リーインが初めて「十分な専門レベルとは言えない」と評された出来事とみられるという。
一方、これには擁護の声もあり、別のエンタメ系ブロガーは「民国時代の映像を見てみたけど、こういう言い回しで問題ないと思う」との意見を寄せた。同ブロガーはチャオ・リーインのせりふを「当時の話し方の感じがよく出ている」と評価し、「高揚感がないとダメなのか」と疑問も投げ掛けている。
映画「醤園弄」はピーター・チャン(陳可辛)監督の最新作で、1945年に上海で実際に発生した「民国四大怪奇事件」の一つ、妻による夫の遺体損壊殺人事件が描かれる。主人公をチャン・ツィイー(章子怡)が務め、ワン・チュアンジュン(王伝君)、イー・ヤンチェンシー(易烊千璽)、レイ・ジャーイン(雷佳音)、リー・シエン(李現)、ユン・ファン(尹昉)、ヤン・ミー(楊冪)らもメインキャストとして出演。中国ではその前編となる「醤園弄・懸案」の劇場公開が目前に迫っているところだ。(翻訳・編集/野谷)
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