中国の俳優ウー・レイ（呉磊）が映画「東極島」で着用したショートパンツが映画祭の記念展に登場し、それに対するウー・レイの反応が中国のSNS・微博（ウェイボー）で話題となった。

【その他の写真】

開催中の第27回上海国際映画祭では、中国映画120周年を記念した展示が行われ、これまでの映画作品で使用された小道具なども登場。展示物の一つに、中国で8月公開予定の映画「東極島」でウー・レイが着用した腰巻き風のショートパンツがあり、来場者が撮影した写真がウェイボーに登場すると、「シュールすぎる絵面」「まさに公開処刑」などと人気を集めた。

「東極島」は第2次世界大戦中に中国・浙江省で英軍捕虜を乗せた日本の貨物船「りすぼん丸」が米潜水艦の攻撃を受けて沈没した事件を描くもの。現地の漁民を演じたウー・レイはインタビューで、「撮影中の半分の時間はパンツ一丁だった」と語っている。

「東極島」のウェイボー公式アカウントが16日、ウー・レイおよび共演のチュー・イーロン（朱一龍）、ニー・ニー（倪妮）が登場する動画を公開。自身の衣装が展示され、大勢の前にさらされていることを知ったウー・レイは、「パンツにも尊厳はあるんじゃないの？」と大声で語り、チュー・イーロンとニー・ニーが思わず苦笑する様子が映されている。

このウー・レイの反応がウェイボーで「かわいい」と話題になったが、ユーザーからは子役出身のウー・レイが過去のドラマで全裸も見せていることを挙げ、「もう全部見られてるんだから」「今さらパンツくらい出し惜しみしないで」などと冷やかすコメントも多く寄せられた。（Mathilda）