山西省最大の水上太陽光発電プロジェクトが予定通り発電開始―中国

人民網日本語版    2025年6月17日(火) 13時30分

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山西省最大の水上太陽光発電プロジェクトが予定通り発電を開始した。

山西省最大の水上太陽光発電プロジェクトである晋南鋼鉄集団の1万ムー(1ムーは約6.7アール)太子湖太陽光発電プロジェクトが正式に系統接続・発電開始してから40日が経過したことが10日、国網山西省電力公司への取材で分かった。科技日報が伝えた。

晋南鋼鉄集団は世界の鉄鋼企業トップ50で、電力需要が大きい。同社は近年、自家消費とグリーン・低炭素化の目標を掲げ、太陽光発電プロジェクトを積極的に推進し、省エネ・排出削減の可能性を絶えず掘り下げている。1万ムー太子湖太陽光発電プロジェクトは今年初めに、2024年にすでに稼働した40メガワット(MW)をベースとして着工した。

同社関係プロジェクトの責任者によると、同プロジェクトの投資総額は2億元(約40億円)で、容量は130MW。プロジェクトの予定通りの稼動を確保するため、国網臨汾電力供給公司の複数部門が連携し、省全体で電力量計を調達・配分したり、顧客プロジェクトの現場における変流器の校正などを実施したりすることで、顧客の申請から送電開始までわずか8日間で207台の電力量計の設置と99台の変流器の校正を完了し、太陽光発電の系統接続の「臨汾スピード」を創出した。

同プロジェクトは湖水が豊富という自然の有利な条件を巧みに利用し、自動化太陽光発電パネル洗浄・循環装置を設置することで、湖沼総合開発を実現しただけでなく、毎年約2億キロワット時(kWh)の発電もでき、企業の電気料金を約1億元節約でき、二酸化炭素排出量を15万7000トン削減できる。

統計によると、同プロジェクトの1日当たりの稼働時間は3.5時間に達すると予想されており、臨汾地域の太陽光発電利用時間の新記録を更新した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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