カザフスタン・アクタウ港プロジェクト、カスピ海横断国際輸送に新たな活力

CRI online    2025年6月16日(月) 17時50分

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アクタウ港コンテナハブプロジェクト第1期パイロットゾーンが稼働しました。

カザフスタンのアクタウ港はカスピ海の東岸に位置し、中央アジアの重要な海上物流拠点です。中国とカザフスタンによる質の高い「一帯一路」共同建設の新たな模範プロジェクトである「アクタウ港コンテナハブプロジェクト」第1期パイロットゾーンがこのほど正式に稼働し、カスピ海横断国際輸送回廊に力強い推進力を与えると期待されています。

カスピ海横断国際輸送回廊は中国を起点とし、カザフスタンとカスピ海水域を経てアゼルバイジャン、ジョージアへ至り、さらにトルコや欧州諸国まで延伸可能です。アクタウ港コンテナハブプロジェクトはカザフスタン国内のカスピ海東岸に位置しており、国際輸送回廊にとって、現代的な「給油所」かつ「調整拠点」の役割を果たします。

世界の物流構造が大きく転換し、貨物の流れが急速に再編される中、カスピ海国際横断輸送ルートの重要性が急激に高まっています。これまでの1年間だけでも、カザフスタン国内で同ルートを利用した貨物輸送量は、2023年に比べ33倍と驚異的な増加を示しました。

アクタウ港コンテナハブプロジェクトの年間設計処理能力は24万TEU(20フィートコンテナ換算)です。プロジェクトが全面的に完了すると、中央アジアで最大規模の物流センターの一つとなる見込みです。(提供/CRI

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