ボアオ・アジアフォーラム国内初の砂漠化防止国際協力プロジェクト、寧夏でスタート

CRI online    2025年6月16日(月) 16時50分

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ボアオ・アジアフォーラム国内初の砂漠化防止国際協力プロジェクトが寧夏でスタートしました。

17日は、砂漠化問題の普及・啓発を推進するため、国連が定めた「砂漠化および干ばつと闘う国際デー」に当たります。中国北西部の寧夏ホイ族自治区では15日、国際デーに先駆け、第31回世界砂漠化と干ばつ防止の日の国家メイン会場記念イベントが開催されました。イベントでは、ボアオ・アジアフォーラム国内初の砂漠化防止国際協力プロジェクトも同時にスタートしました。

活動現場では、ボアオ・アジアフォーラムと寧夏林草局が「ボアオ・アジアフォーラム砂漠化防止国際協力プロジェクト覚書」に署名し、プロジェクトが実施される同自治区塩池県高砂窩に「記念林」を植樹し、プロジェクトを正式にスタートさせました。プロジェクトの総建設面積は6500ムー(約436ヘクタール)に達し、総投資額は1500万元(約3億円)、建設期間は2年、管理期間は3年です。多機能高木林の造営、工学的な砂の固定、高木・低木・草を組み合わせた管理などの措置を通じて、毛烏素(ムウス)砂漠の多機能生態バリアを構築する計画です。

プロジェクトの実施後、塩池県高砂窩に広がる6500ムーの砂漠化した土地の植生被覆率を現在の30%から45%以上に引き上げ、寧夏東部の毛烏素砂漠の林・草地面積をさらに拡大して被覆率と品質を高め、林・草地植生の防風と砂固定、水と土壌保持能力を強化します。これにより年間風食量を1.2万トン削減し、年間換算で約407トンの新規二酸化炭素吸収量を創出し、毛烏素砂漠の東と南への拡大を効果的に阻止し、地域の生態環境を著しく改善することが期待されています。(提供/CRI

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