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中国の大手IT企業テンセントがゲーム開発会社ネクソンの買収を検討していると報じられ、業界内で注目を集めています。
中国の大手IT企業、騰訊(テンセント)が、ゲーム開発会社ネクソンの買収を検討していると報じられ、業界内で注目を集めています。報道によると、テンセントの買収意向額は150億ドル(約2兆1500億円)で、自社のゲーム事業をさらに強化する狙いがあるとみられています。
ネクソンは世界的に知られるゲーム企業で、「メイプルストーリー」「カートライダー」などの人気作品を手がけてきました。近年では「デイヴ・ザ・ダイバー」や「ブルーアーカイブ」なども話題作として支持を集めています。
今回の動きに関連して、テンセントはネクソンの創業者で2022年に他界した金正宙(キム・ジョンジュ)氏の家族と接触しており、買収の可能性について協議をおこなっているとされています。金氏の家族は、家族投資会社NXCを通じてネクソンの株式を保有しており、NXCとその関連会社が6月末時点で保有するネクソンの株式は44.4%ということです。
ただし、NXC側が株式売却にどの程度前向きかは現段階では不明であり、買収の具体的な内容や条件もまだ固まっていない状況です。テンセント、ネクソン、NXCのいずれも、今回の件に関して公式なコメントは出していません。
なお、テンセントは2019年にもネクソンの買収を試みたことがありますが、その際は価格面での折り合いがつかず、最終的に交渉は中止となりました。
ネクソンの株価は2025年に入ってから回復の兆しを見せているものの、2021年のピーク時と比較すると依然として約30%下落しており、今後の動向が注目されています。(提供/CRI)
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