拡大
5月末の中国M2は前年比7.9%増でした。
中国人民銀行(中央銀行)が13日に発表したデータによると、5月末時点のマネーサプライM2の残高は前年同期比7.9%増の325兆7800億元(約6540兆円)で、M1の残高は前年同期比2.3%増の108兆9100億元(約2087兆円)でした。今年1~5月の純現金投入は3064億元(6兆1550億円)となっています。
融資状況から見ると、5月末現在、人民元建て融資残高は前年同期比7.1%増の266兆3200億元(約5350兆円)でした。1~5月の人民元建て融資額は10兆6800億元(約214兆円)増加しました。部門別に見ると、居住者融資は5724億元(約11兆5000億円)増加しており、そのうち、短期融資は2624億元(約5兆2700億円)減少し、中長期融資は8347億元(約16兆7800億円)増加しました。企業(事業体を含む)の融資額は9兆8000億元(約196兆円)増加し、非銀行業金融機関の融資額は1357億元(約2兆7260億円)増加しました。
中国民生銀行の温彬チーフエコノミストによると、5月のM2は比較的安定を維持し、M1は大きな伸びを示し、流動性の高いマネーの伸び率は明らかに加速しました。人民銀などが包括的な金融刺激措置を発表し、市場の信頼感を効果的に高め、投資、消費などの経済活動が回復する兆しを見せているとのことです。
市場を安定させ、予期目標の実現を確保するため、5月7日に、銀行の預金準備率とローン金利の引き下げや構造的な通貨政策ツールの創設を含む一連の金融支援策が打ち出されました。また、5月にジュネーブでおこなわれた中米貿易協議以降、貿易の環境はいくらか改善され、信用貸付需要の安定化にも寄与したということです。(提供/CRI)
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