河南省では海外通販で購入した商品が2日後、場合によっては翌日に受け取ることさえできるが、そのスピードの秘訣は何なのだろうか？河南省の鄭州新鄭総合保税区に足を運ぶと、荷物を満載したたくさんの大型トラックが秩序に基づいて行き来していた。倉庫・作業場に入ると、作業員が商品のピッキング、入庫、品質検査、パッキングといった作業をスピーディーに進めていた。

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越境ECを通して、世界から輸入された荷物がここに集められ、仕分けされ、配送されているほか、中国の商品がここから世界へと輸出されている。その様子は「世界中と取引する」という目標に向かって突き進み、新たな発展の形に積極的に踏み入れようとするエネルギッシュな河南省の縮図とも言える。

4月30日の時点で、鄭州航空港経済総合実験区において、申告があった越境ECによる輸出入件数は前年同期比86．7％増の8012万件に達した。商品の輸出入額は前年同期比43．9％増の計93億8000万元（約1876億円）だった。そのうち、輸出業務は前年同期比155．8％増の6484万件で、輸出額は同89．4％増の65億1000万元（約1302億円）に達し、大きな伸びを見せた。（提供/人民網日本語版・編集/KN）