バイオ製造中間試験能力構築プラットフォームを20カ所以上育成へ―中国

人民網日本語版    2025年6月15日(日) 7時30分

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中国はバイオ製造中間試験能力構築プラットフォームを20カ所以上育成する計画だ。資料写真。

中国工業・情報化部と国家発展・改革委員会はこのほど通知を通達し、バイオ製造の中間試験能力構築プラットフォームの育成を実施すると明らかにした。2027年までに20カ所以上の中間試験能力構築プラットフォームを育成し、200社以上の企業にサービスを提供し、400以上の製品をインキュベーションすることを目指し、イノベーション成果の「小規模試験検証―中間試験拡大―産業化応用」を強力に支援するとしている。中国新聞網が伝えた。

中間試験プラットフォームとは、科学研究成果を実験室の研究開発段階から大規模な産業生産へと移行させる過程において、中間試験を提供する総合的な支援プラットフォームを指す。

今回の育成の重点は、バイオ製造の各分野に焦点を当て、食品および添加物、バイオ医薬品、化粧品、化学工業、エネルギー、酵素製剤などの重点製品分野の中間試験プラットフォームを育成し、産業チェーンの川上・川下による協同的なイノベーション発展を促進する。

同通知は、段階的な育成と分類による構築を堅持し、国家レベル実験室や国家レベル科学技術イノベーションプラットフォームによる中間試験能力構築プラットフォームの建設を奨励する。そして、市場主導とニーズ主導を堅持し、中間試験プラットフォームが市場化の原則に沿って有償サービスを提供し、安定した運営を実現することを奨励する。規範の先導と安全性・信頼性を堅持し、プラットフォームのデータセキュリティーとバイオセキュリティー保障能力を強化するとしている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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