中国が世界広告市場で存在感、シェア20%に

CRI online    2025年6月13日(金) 15時50分

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中国は世界の広告市場において約20%のシェアを持ち、長年最大市場の地位を保ってきた米国に迫っています。

中国のデジタル経済の急成長により、中国の世界広告市場における存在感が著しく高まりました。広告大手WPPグループ傘下のWPPメディアによると、現在中国は世界の広告市場において約20%のシェアを持ち、長年最大市場の地位を保ってきた米国に迫っています。

特に注目されるのは、中国の広告販売企業がグローバル市場、特に米国市場で大きな成功を収めている点です。最新の広告予測によれば、現在、世界の広告販売上位25社のうち9社を中国企業が占めています。これにはTikTokの親会社の字節跳動(バイトダンス/ByteDance)、阿里巴巴(アリババ)、Temu(ティームー)の親会社の拼多多(ピンドゥオドゥオ)、騰訊(テンセント)、百度(バイドゥ)、京東(JDドットコム)、快手(Kuaishou)、美団(Meituan)、小米(シャオミ)が含まれます。

さらに2025年には、世界の広告販売上位5社のうち2社が中国企業となる見通しで、2011年当時の米国企業主導の構図から大きな変化が見られます。

この成長の背景には、中国経済の急成長と中間層の拡大、さらにスマートフォンを中心としたモバイルインターネット文化の普及があります。WPPメディアのビジネスインテリジェンス担当グローバルプレジデントであるケイト・スコット・ドーキンス氏は、中国企業がスマートフォン向けの広告技術において他国を凌ぐスピードと革新性を見せていると指摘しています。

特に近年では、人工知能(AI)を活用したリテールメディア分野での取り組みにより、中国の広告販売企業は世界的な競争で優位に立ちつつあります。

このような傾向は、広告産業における勢力図の変化だけでなく、技術と経済における中国の影響力の拡大を象徴しています。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

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