石破茂氏が過去に中国メディアのインタビューで語った内容が話題に

Record China    2025年6月14日(土) 7時0分

拡大

石破茂首相が過去に中国メディアで語った中国についての分析が、中国のSNS上でにわかに注目を集めている。(出典:内閣府 https://www.kantei.go.jp/)

石破茂首相が過去に中国メディアで語った中国についての分析が、中国のSNS上でにわかに注目を集めている。

中国のSNS・微博(ウェイボー)のあるブロガーは12日、「石破氏は過去に中国の台頭を冷静に分析していた」として、インタビュー動画を投稿した。石破氏はフェニックステレビ(鳳凰衛視)のインタビューを受けた際、「14年前と比べて中国のGDPにしても、あるいは軍事にしても、ものすごく伸びている」と語っていた。

また、日中の軍事力の比較について問われると、「それはもう何倍も違う。数にしても、能力にしても、そして核を持っているか持っていないかということについても、それは圧倒的に違うのであって、日本対中国で比較をするのは適当だとは思っていない。日米同盟と中国、そのようなバランスを考えなければいけない。そこにおいて、バランス・オブ・パワーが効いていますかということ。それが効かなくなれば戦(いくさ)が起こる可能性が高い」と述べた。

さらに、敵対する相手としてどこを想定しているかということについては、「ロシアであり、中国であり、北朝鮮。中華民族の偉大な復興という時に、最も障害となるのは台湾の存在なんでしょうね。そのことに対して中国はこれからどうなっていくのか、中国はどういう決断をするか。米国の力は相対的に落ちてきているということも確か」と語った。

中国のネットユーザーからは「頭脳明晰。彼には才があるようだ」「戦略家だな」「実務に通じた者こそが真の俊才」「『大智は愚のごとし(真の知者は一見愚者のようにみえること)』ってやつだ」「いろいろあるがやはり多くの日本人の中国に対する認識は客観的。韓国人よりずっと優れている」「中国と米国、日本、いずれに対してもきちんとした認識を持っている人物だ」など、高く評価する声が相次いだ。

また、「ここ数日の報道を見れば、日本の軍事力も上向いている。なかなかに強い」「日本は恐るべき存在だ。油断してはならない」「日本は陰で軍事力を伸ばしている。その野心を低く見積もることは永遠にしてはならない」など、警戒感を示すコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携