チュー・イーロン（朱一龍）とウー・レイ（呉磊）が共演する中国映画「東極島」が8月の劇場公開を発表。2人の野性味あふれる姿が中国のSNS・微博（ウェイボー）で話題となった。

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グアン・フー（管虎）とフェイ・ジェンシャン（費振翔）が共同監督の映画「東極島」は、第2次世界大戦中の漁民による捕虜救助を描いた作品。1942年に中国浙江省の舟山群島付近で、英軍捕虜を乗せた日本の貨物船「りすぼん丸」が米潜水艦の攻撃を受けて被雷・沈没した事件を元にしている。

今年のカンヌ国際映画祭で17分の予告映像を初公開し、反響の大きかった「東極島」だが、11日にウェイボー公式アカウントが8月8日から劇場公開のスケジュールを発表。さらに1分20秒の本編クリップ映像をはじめ、チュー・イーロン、ウー・レイ、ニー・ニー（倪妮）らキャストのビジュアルポスターやメイキングのショート動画などを一挙に解禁した。

捕虜を救助する漁民を演じるチュー・イーロンとウー・レイは、海の男らしく真っ黒に日焼けし、たくましい肉体を見せており、ウェイボーでは「最初は誰か分からなかった」とその変貌ぶりに驚きの声も上がった。公開されたショート動画では、衣装合わせで露出の多さにウー・レイが照れている姿や、それでも「その上着も要らないよ」とグアン監督が追い打ちをかけ、脱がせる様子がコミカルに編集されている。

クランクイン前には約1カ月にわたって潜水の訓練を受け、ウー・レイは約4分半の潜水記録を作り、撮影に臨んだ。チュー・イーロンも水深9メートルでの海中撮影を自らこなしている。（Mathilda）