東京の韓国大使館主催で「韓国文化を愛する国会議員の会」、「ソウルでは…」と主要紙

Record Korea    2025年6月14日(土) 13時0分

拡大

東京の韓国大使館主催で「韓国文化を愛する国会議員と家族の会」が開かれた。主要紙は「ソウルで与野党の国会議員が『日本が好き』という会を開くことは」とある種の驚きをもって伝えた。写真は韓国旗。

東京の駐日韓国大使館主催で5月の連休明けに「韓国文化を愛する国会議員と家族の会」が開かれた、と韓国紙が東京特派員発のコラムで紹介した。東京特派員は「ソウルで与野党の国会議員が『私は日本が好きです』という夕食会を開くことがあり得るだろうか」とある種の驚きをもって伝えた。

朝鮮日報が掲載したコラムによると、韓国大使館の裏庭で開催された会には石破茂内閣の序列2位となる林芳正官房長官が妻と共に出席したのをはじめ、阿部俊子文部科学相、河野太郎・元デジタル相、西村康稔・元経済産業相ら自民党の有力政治家が大挙出席した。

連立与党の公明党山口那津男・元代表や、福島瑞穂・社民党代表、塩村文夏・立憲民主党参院議員らを含めた現職の国会議員およそ30人はバーベキューを食べ、「誰が韓国をよく知っているか」というクイズゲームを楽しんだ。

現場で会った野党の初当選議員は「自民党ときょうのように気楽に会うことができればうれしい」と語った。この日は与野党に分かれず「韓国が好きな同じ側」だった、という意味だ。

70代後半の自民党国会議員は「現役30人ほどを集めれば、日本では政局を左右できるキャスティングボートの議席数」だとし、「この場をつくった朴喆熙(パク・チョルヒ)駐日韓国大使は“日本の第6党の代表”くらいにはなるんじゃないか」とジョークを飛ばした。

コラムは「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権下で韓日関係が正常化したとはいえ、『日本を愛する』という横断幕の下では計算が複雑になることが避けられない(韓国の)与野党の政治家が集まるのは容易ではないだろう」と指摘。「しかも駐韓日本大使館が主催した行事であれば、すぐに『親日政治家』」というレッテルを貼られるのではと考えて避けるのではないだろうか」と述べた。

さらにコラムは「3年前の時点では想像もできないことだ」と説明。「2022年6月、当時の姜昌一(カン・チャンイル)駐日韓国大使が当時の林芳正外相とおよそ30分間面談した。文在寅(ムン・ジェイン)政権で任命された姜大使は21年1月に赴任したが、1年半が経過したこのときようやく、外相と初めて面談した」と続けた。

帰国が決まった姜大使とお別れのあいさつをするという口実で会ったにすぎず、「東京大学で修士号・博士号を取り、韓日議員連盟会長を歴任した姜大使だったが、戦後最悪という韓日関係の前では打つ手がなかった」と振り返った。

最後にコラムは「日本では韓国の新政権が文在寅政権のような反日路線に回帰するのかどうかが最大の関心事だ」と言及。「しばしば『孤掌難鳴』という四字熟語で韓日関係を語ったりする。一方の手のひらだけでは音を鳴らすのは難しい、という意味だ。李在明(イ・ジェミョン)大統領が合理的で国益に適合した韓日関係を進めていくことを期待する」と訴えた。(編集/日向)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携