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世界初の風帆補助推進アフラマックス型プロダクトタンカーが「ブランズハッチ」と命名されました。
中国船舶工業集団公司(中船集団)上海外高橋造船が建造したアフラマックス型プロダクトタンカーが11日、正式に「ブランズハッチ号」と命名されました。従来の同型のタンカーとは異なり、このタンカーは帆を装備しており、世界初の風帆補助推進アフラマックス型プロダクトタンカーとなっています。この船は全長約250メートル、幅44メートルと非常に大型で、サッカー場ほぼ2面半分に相当し、一度に80万バレル以上の原油を輸送することができます。
この船の最大の特徴は最大40メートルの巨大な銀色の直方体構造物を搭載していることで、海上を航行する際には甲板上に垂直に立ち上がり、従来の駆動エネルギー」に加えて、三つの巨大な「帆」のように「グリーンエネルギー」を供給することができます。
試験航行の実測データによると、風速20ノットの理想的な条件下でこの帆走システムを利用した場合、1日平均14.5トンの燃料が節約でき、二酸化炭素排出量約45トン分が削減できます。通常の航海では1航海当たり平均5~12%の燃料消費量節約につながり、年間で5000トンの炭素排出量削減が可能と予測されています。
アフラマックス型タンカーは現在、世界の主要船型であり、大きな需要があります。タンカーは船体幅が広く、航路が安定するため、特に風が強く、風力エネルギー利用の「黄金回廊」とされる大西洋やインド洋のモンスーン帯の航路には適しています。(提供/CRI)
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