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香港で過去最大単一規模の液化天然ガス補給作業が完了しました。
中国の国有石油・天然ガス企業、中国海洋石油集団(中国海油)が10日明らかにしたところによると、中国が独自に設計・建造した初の液化天然ガス輸送補給船「海洋石油301」が、香港でドイツの大型コンテナ船「ハノイエクスプレス」に対して、1時間に1600立方メートル以上の速度で4300トンの液化天然ガスを一度に補給しました。「海洋石油301」は目下世界最大の液化天然ガス輸送補給船で、今回の補給は香港地域で単一規模最大の液化天然ガス補給作業となりました。
中国海油気電集団の康華華財務総監によると、香港の埠頭(ふとう)で船舶へ液化天然ガスを補給するのは今回が初めてで、燃料補給と貨物荷役を同時に実施したのも初めてだったとのことです。
液化天然ガスはクリーンエネルギーとして、長距離海上輸送の主な燃料選択肢となっています。香港は世界第7位の船舶用燃料補給港として、アジア太平洋地域の中核地に位置し、国際貿易・物流の重要な要衝であり、寄港する遠洋船舶は年間5000隻を超えています。これを受け、香港特別行政区政府は2024年、「グリーン船舶用燃料補給行動綱領」を発表し、高品質でグリーンな船舶用燃料補給センターを香港に構築することを全力で推進しています。
データによると、2024年にグレーターベイエリア(香港、マカオ、広東省の一部を含む地域)では船舶用液化天然ガスの補給量が前年比280%増加し、急速な伸びを見せています。液化天然ガス補給市場の需要がますます高まる中、世界全体の液化天然ガス補給市場の需要は今年1000万トンを超え、2030年までには3000~4500万トンに達する見込みです。(提供/CRI)
華流
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