シャオ・ジャン（肖戦）主演の時代劇「蔵海伝」で主人公らがまとっていた衣装が12日、チャリティーオークションに出品されると報じられた。

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主に、主人公「蔵海」（シャオ・ジャン）が着用した水色の書生服や官僚に登用された後の紺色と赤色の官服、ヒロイン「香暗荼」（チャン・ジンイー/張婧儀）が着用した数点の衣装が含まれている。チャリティーオークションは、中国のフリマアプリ、閑魚（シェンユー）で北京時間12日の午前10時に、1元（約20円）スタートと記された。

これらの衣装には、無形文化遺産に登録された伝統的な織物「緙絲」が使われ、「祥雲」や「花々」の刺しゅうがあしらわれた特別仕様のもの。デザイナーチームが役柄の雰囲気に合わせるため、パターンと柄の位置を丹念に調整したと伝えられている。

チャリティーオークションへの出品目的について関係者は「衣装資源の無駄回避、伝統文化の宣伝、映画やテレビ業界におけるコンテンツの2次開発の促進」などのメリットがあると指摘した。

ドラマファンからは「朝からびっくりニュースが舞い込んだ」「配信当初からドラマと伝統文化の融合が話題になっていたが、落札で直接触れることができる」「美しい衣装を手に入れる人がうらやましい」「チャリティーオークションはいいアイデア」「1元スタートだけど、落札は数千、数万元になりそう」などの書き込みが相次いだ。（翻訳・編集/RR）