5月18日のスタート以来、話題沸騰のままこのほど幕を下ろした中国の時代劇ドラマ「蔵海伝」。主演を務めた俳優シャオ・ジャン（肖戦）が11日、自身が演じた蔵海へのメッセージをSNS上で公開し大反響を巻き起こした。

シャオ・ジャンのメッセージは「小海、君のことを心からうれしく思うよ。見てごらん。こんなに多くの人が君のことを理解してくれている！」という文章で始まり、「そうだ」という言葉に続けてシャオ・ジャンが数日前に見たという夢の内容が語られている。

それは「ひどく騒がしい中で一人歩いて行く蔵海の後ろ姿が見えた」というもので、シャオ・ジャンは蔵海に「一生懸命呼び止めようとしたけれど、君は立ち止まることなく毅然とした確かな足取りで進む感じで…最後は人混みの中に入って行ったよ」と説明。そして、夢の話を終えた後に間を置いてから「あの混乱や言いそびれた言葉、まだ聞けていない『そこそこよく眠れてる？』という質問。今思えば、もう重要ではなくなったよ」という言葉でメッセージを締めくくっている。

シャオ・ジャンは自身の中国SNS・微博（ウェイボー）で蔵海の後ろ姿の写真と共にこのメッセージを公開しており、ファンからは「素晴らしい演技だった」「『さよなら』を言いたくない。こんなに優れた作品を届けてくれてありがとう」「画面の中でも外でも、シャオ・ジャンが200％の投入をしていることを誰もが感じ取っている。シャオ・ジャンは本当に蔵海を愛しているし、私たちも同じ」「『蔵海伝』は国や年齢を問わず愛される作品！私の精神の糧！」などのコメントが殺到した。（翻訳・編集/野谷）