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中国ドラマ「ダイヤモンドの恋人」に主演したティファニー・タンが、新人女優だったディリラバのブレークを手助けする形になったと報じられ、声明文を公開する騒ぎとなった。写真は同作でのディリラバ。
10年前の中国ドラマ「ダイヤモンドの恋人」に主演した女優ティファニー・タン(唐嫣)が、共演者で当時は新人女優だったディリラバ(迪麗熱巴)のブレークを手助けする形になったと報じられ、撮影当時の事情を説明する声明文を公開する騒ぎとなった。
きっかけとなったのは、このほどディリラバが出演中のバラエティー番組で、過去に撮影中のドラマから「降板させられかけた」と明かしたことだった。2015年のドラマ「ダイヤモンドの恋人」が該当作品だとネット上で話題になり、同作のプロデューサーがこの話題について中国のSNS・微博(ウェイボー)に投稿。プロデューサーによると、制作会社の上層部が別の人気女優の起用を望んだが、ディリラバと早くから約束を交わしていたためスタッフ一同で守り通したといい、さらに主演のティファニー・タンが1カ月遅れで撮影に参加したため、脚本を大幅に修正してディリラバの出演シーンを増やしたと語った。
このコメントが注目され、ティファニー・タンの「1カ月遅れ」がウェイボーのトレンドランキング1位に登場。ティファニー・タンのプロ意識に欠ける態度が「ダイヤモンドの恋人」で出演シーンが増えたディリラバのブレークを助ける結果になったとの見方が広まった。
ティファニー・タンのマネジメント側が10日、ウェイボーで声明文を公開。「遅れた」との指摘について、「当時、事前に交渉済みの話であり、合意通りの期日に撮影に合流した」と否定。なお、当時のティファニー・タンのウェイボー投稿によると、中国内陸部で映画の撮影をしており、終了と同時にドラマ撮影に合流する旨を記している。
「ダイヤモンドの恋人」はティファニー・タンと韓国の人気歌手RAIN(ピ)が主演。ディリラバはヒロインの友人のスター女優を演じた。(Mathilda)
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