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世界銀行は今年の世界経済成長率を2.3%に下方修正した。写真はニューヨーク。
米ワシントンに本部を置く世界銀行は現地時間10日、最新の報告書「世界経済見通し」を発表し、2025年の世界経済成長率予測を2.3%と予測した。これは今年1月の予測値より0.4ポイントの下方修正となる。
同報告書によると、世界経済の成長は貿易障壁や不確実な国際政策環境の影響によって鈍化している。今年1月の予測値と比較すると、70%近い国・地域の成長率が下方修正された。
具体的には、今年の先進国の成長率は0.5ポイント下方修正され、1.2%と予測された。そのうち米国は0.9ポイント低下の1.4%、ユーロ圏と日本はそろって0.7%に下方修正された。新興市場および発展途上国は0.3ポイント低下の3.8%。中国は4.5%で据え置かれ、インドは0.4ポイント低下の6.3%に下方修正された。
世界銀行のインダーミット・ギル上級副総裁兼チーフエコノミストは、「主要経済国が貿易摩擦を緩和することによって政策全体の不確実性と金融の混乱を軽減することができれば、世界経済成長率の回復は予測を上回る可能性がある」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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