海光信息が中科曙光を吸収合併、演算能力産業チェーンにおける強者同士の統合―中国

人民網日本語版    2025年6月12日(木) 15時30分

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海光信息技術と中科曙光が9日、株式交換による吸収合併プランを発表した。

海光信息技術(Hygon)と中科曙光(Sugon)が9日、株式交換による吸収合併プランを発表した。

公開資料によると、吸収される側の中科曙光は中国国内の先端コンピューター分野のリーディングカンパニーであり、高性能計算、ストレージ、クラウドコンピューティングなどの分野で豊富な技術的蓄積がある。吸収する側の海光信息は主に国産独自アーキテクチャのCPU(中央演算処理装置)やDCU(ドメインコントロールユニット)などのコアチップ設計を手がけており、エンタープライズコンピューティング、クラウドデータセンター、ビッグデータ分析、人工知能(AI)、エッジコンピューティングなどの分野に向けて複数種類の海光CPUチップを提供している。

達睿コンサルティングの創業者・馬継華(マー・ジーホア)氏は、「両社の合併により、総合力が強化され、研究開発コストが共有・分散され、技術イノベーションが促進される。半導体設計企業とサーバーメーカーの統合により、サプライチェーンにおける協力コストが低減され、技術の協同とスケールメリットに寄与する。同時に、産業の垂直統合は国産演算能力のクローズドループの形成と、独自イノベーション能力の向上にも寄与する」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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