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サッカー中国代表のブランコ・イバンコビッチ監督について、中国のスポーツメディア・咪咕体育は11日、「彼が率いた中国代表の勝率は下から2番目だった」と報じた。
サッカー中国代表のブランコ・イバンコビッチ監督について、中国のスポーツメディア・咪咕体育は11日、「彼が率いた中国代表の勝率は下から2番目だった」と報じた。
中国は5日に行われたワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第9節でインドネシアに0-1で敗れ、W杯出場の可能性が消滅。10日のバーレーン戦には1-0で勝利し、最下位こそ免れた(6チーム中5位)が、イバンコビッチ監督の退任は避けられないとみられている。
そうした中、咪咕体育はドイツの移籍情報サイトTransfermarkt(トランスファーマルクト)がまとめた過去30年間の中国代表監督の成績を紹介し、10試合以上指揮を執った中国代表監督のうち、イバンコビッチ監督の勝率は28.57%と、前任のアレクサンダル・ヤンコビッチ監督の27.78%に次ぐ低さだった。
中国のネットユーザーからは「こう見ると高洪波(ガオ・ホンボー)氏(最初に率いた際の勝率は59.46%)は悪くなかったな」「高洪波氏の時代が懐かしい」「(イタリア代表などを率いたこともある)リッピ氏の勝率(38.89%)は李鉄(リー・ティエ)氏(46.15%)に及ばないんだな。もしかして李鉄氏は世界的名監督なのか?」「(贈収賄などで懲役20年を受けた)李鉄に恩赦を」「リッピ氏は希望をもたらしてくれたけど、選手の(中国への)帰化が間に合わなかったな」「やっぱりミルティノビッチ氏(勝率44.44%)しかいない」などのコメントが書き込まれた。
一方で、最も共感を集めたコメントは「これ(勝率)は誰が指揮を執るかとあまり関係ない(苦笑)」で、ほかにも「男子代表は完全に腐っている。誰が来ても同じだ」「監督のレベルには確かに差はあるが、中国代表の全体の実力が下降傾向にあることも事実。選手の質がどんどん下がっているのだから勝率が下がるのも無理はない。どの監督が来ても良くなるはずはない」「(かねてより腐敗が指摘されている)中国サッカー協会を解体しないと駄目」といった意見が多く出ている。(翻訳・編集/北田)
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