中国のフードデリバリー大手「美団」、ブラジルへ進出

CRI online    2025年6月11日(水) 16時20分

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中国のフードデリバリー大手「美団」創業者の王興氏はブラジル市場の開拓に力を入れることを明らかにしました。

中国のフードデリバリー大手「美団(Meituan)」はこのほど、北京本部で株主総会を開催しました。創業者の王興氏は会場で質問に答えた際、「美団」はブラジル市場の開拓に力を入れることを明らかにしました。

王氏はその中で、「ブラジルは大きな経済体だ。地域ベースでは世界第5位、人口ベースでは世界第7位、GDPベースでは世界第9位前後であり、そのデリバリー市場は大きな潜在力がある。現在のデリバリー規模は世界第5位に位置しており、美団はブラジル市場を非常に有望視している」との考えを示しました。

王氏はまた、「ブラジルと中国の安定した経済貿易関係は、美団がブラジル市場に進出するうえで重要な考慮要素だ。ブラジルは全体的に開放されており、欧米ブランドであろうと、日本ブランドであろうと、中国ブランドであろうと、ブラジルには多くの布石がある。中国のほとんどの大手IT企業はブラジルに投資しており、手頃な価格で楽しめるオンラインショッピングプラットフォームのSHEIN(シーイン)や激安価格で通販サービスを提供するTemu(ティームー)、ショート動画アプリの快手(Kuaishou)、さらにはタクシー配車アプリのDiDi(ディディ)も含まれている。さらに中国のスマートフォンブランドや家電ブランド、電気自動車(EV)ブランドを含めてブラジルに多く投資している。ブラジルに進出する中国企業は将来的により多くの協力を進め、ブラジルでの中国企業の知名度とイメージを引き上げていく」と抱負を語りました。

王興氏は1979年に福建省泉州で生まれ、18歳で清華大学の電子とコンピューター工学専攻に推薦入学されました。2010年に美団を創設し、2018年に美団は香港証券取引所での上場に成功し、時価総額は1000億ドルを突破しました。(提供/CRI

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