中国青島発モスクワ行き、11万本目の「中欧班列」が出発

CRI online    2025年6月11日(水) 15時20分

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中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」が10日、中国東部の山東省青島市膠州駅からモスクワに向けて出発しました。

中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」が10日、中国東部の山東省青島市膠州駅からモスクワに向けて出発しました。これにより、中欧班列の運行は累計で11万本を超え、出荷額は4500億ドルを上回りました。

モスクワ向けの列車には、山東省で製造されたスマート家電1万台余りが積載されており、商品価格は2000万元(約4億円)に達します。

中国では128都市で中欧班列が運行されており、欧州26カ国・229都市とアジア11カ国・100都市以上を結んでいます。また、中欧班列が輸送する貨物は53品目、5万種類以上に拡大しており、自動車部品、机械設備、電子・電気製品などの高付加価値商品がメインとなっています。2024年にこれら3品目の貨物は全体の6割を占めました。 

このほか、従来のコモディティ商品や日用品などの貨物を中心として、特色ある貨物輸送の需要に対応しながら、国際郵便、越境EC、食品コールドチェーン、自動車などの特色ある専門列車が運行されており、沿線諸国と企業の多元化・個性化・精密化という市場ニーズを満たしています。

中欧班列を通じて、電子製品や家電、日用雑貨などの中国製品がより速く、より安い価格で欧州へ輸送される一方、スペイン産ワイン、オランダ産チーズ、ポーランド産リンゴ、タイ産ドリアン、ラオス産バナナなど、アジアと欧州諸国の特色ある商品が中国の一般家庭の日常生活に浸透し、アジアと欧州の貿易往来に幅広い市場を提供しています。(提供/CRI

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