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長江デルタ地域初の「華龍一号」プロジェクト1号機の温態機能試験が完了しました。
中国東部の長江デルタ地域で初の「華龍1号」プロジェクト浙江省三澳原子力発電所1号機は10日午前、温態機能試験を完了し、今後の原子炉装填(そうてん)、発電や送電の商業運行のために基礎を築きました。「華龍1号」は、中国広核集団と中国核工業集団により共同開発された第3世代加圧水型原子炉です。
温態機能試験の目的は、核燃料の装填前に、原子力発電所の実際の運行状況や条件を最大限にシミュレートして、原子炉建屋、二次系統建屋の設備とシステムの高温・高圧運転時の安定性、関連パラメータが設計の要求を満たしているかどうかを全面的に検証することで、原子力発電所が本格稼働前に実施する重要な試験に相当するものです。
三澳原子力発電プロジェクトは中国東部浙江省温州市蒼南県に位置し、長江デルタ地区における初の「華龍1号」原子力発電プロジェクトであり、6台の「華龍1号」ユニットの建設を計画しています。これらすべてが商業稼働を始めると、毎年浙江省と長江デルタ地域に540億キロワット時を超えるクリーンエネルギーを供給できるようになります。この規模は温州市の2023年の年間電力使用量に匹敵し、これにより毎年標準炭消耗量を約1600万トン、二酸化炭素排出量を約4400万トン削減でき、11万ヘクタールの森林造成に相当するものです。(提供/CRI)
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