フランス政府とコスタリカ政府の共催による第3回国連海洋会議が9日、フランスのニースで開幕しました。会議期間中、中国国家海洋情報センターが先頭に立って「海洋からの啓発：科学革新によって行動をリード、持続可能な未来を共に促進」というサブ会議を開催し、自然資源部は中国政府を代表して世界に向けて中国のグローバル海洋融合データ集（特定のコンセプトによって編集されたデータ）1．0を発表しました。

今回発表された中国のグローバル海洋融合データ集CGOF1．0は国内外の40種類以上の異なるデータ源から集められたもので、中国の独自の海洋観測によるものも含まれており、時間は60年にわたり、空間分解能（コントラスト差が十分にある対象を観測する際、どれだけ小さいものまで調べられるかを示す能力）は10キロに達しました。深層学習、転移学習、機械学習などの先進的な人工知能（AI）技術を融合し、精度は海外の主流のデータ集より向上しました。

高品質の海洋データ製品は世界の気候変動、防災・減災、生態保護と経済発展に対応する重要な支えです。今回の中国のグローバル海洋融合データ集の発表は、国連の関連機関、多くの国の政府部門および海洋分野の専門家から前向きに評価され、国際社会の中国のデータ能力に対する高い信頼と支持を示しています。（提供/CRI）