再生可能エネルギー発電設備容量が20億kWを突破―中国

人民網日本語版    2025年6月10日(火) 15時30分

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中国の再生可能エネルギー発電設備容量が20億kWを突破した。

新疆ウイグル自治区南西部のパミール高原では風力発電用風車の直径195メートルにも及ぶブレードがゆっくりと回転しており、この西北地域で標高が最も高い風力発電所である烏恰風力発電所では年間約5億4000万キロワット時(kWh)の発電が可能だ。山東省莱州湾海域では海洋環境の高塩霧や強い海流の影響といった建設上の困難を克服し、中国初の杭基礎型海上太陽光発電プロジェクトの全容量が系統接続し、発電を開始した。中国の再生可能エネルギーは引き続き高速な発展を維持している。人民日報が伝えた。

4月末時点で中国の再生可能エネルギー発電設備容量は20億kWを超え、20.17億kWに達したことがこのほど、国家エネルギー局への取材で分かった。これは三峡ダム約90個分の総発電設備容量に相当し、前年比58%増となった。うち風力・太陽光発電の設備容量は計15.3億kWに達し、火力発電を上回った。2024年の再生可能エネルギー新規設備容量は3.73億kWで、2年連続で3億kWを突破し、世界全体の新規増加分の50%以上を占めている。

「電力系統調整能力最適化特別行動実施計画(2025-27年)」によると、調整能力の建設と最適化により、25~27年には毎年平均2億kW以上の新エネルギーの新規増加分の合理的な消費・利用を支援し、中国全土の新エネルギー利用率を90%以上に維持する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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