イラン外務省のバガイ報道官は現地時間9日、イランはウラン濃縮を交渉から除外すると表明しました。バガイ報道官は、「ウランの濃縮活動を実施するすべての国が必然の結果として兵器計画を持つわけではない。米国の同盟国を含めていくつかの国は現在ウラン濃縮活動を行っているが、いかなる軍事計画や兵器計画もない」と述べました。

バガイ報道官はまた、「イランにとってウラン濃縮活動は燃料サイクルの不可分の一部であり、イランの原子力産業の基本的な構成部分でもある。イランの戦略的ニーズと国家利益に基づくこの自主技術は、イランの科学者が数十年にわたり努力し続けてきた結果であり、交渉に使われることはありえない」と述べました。（提供/CRI）