2014年10月8日、中国の俳優ホアン・ボー（黄渤）が出演する映画が、大型連休の7日間だけで9億元（約159億円）超えの興行収入を記録した。新浪が伝えた。

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昨年の中国映画界で、「集客力トップ俳優」となったホアン・ボー。10月1日にスタートした国慶節（建国記念日）の大型連休には、ホアン・ボーが主演または出演する映画「心花路放」「「ハーバー・クライシス ＜湾岸危機＞ パート2」「親愛的」の3本が続けて公開された。その結果、7日間で9億元（約159億円）を超える興収を記録したことが明らかになった。

これまで中国映画界の「興収キング」として君臨していたのが、フォン・シャオガン（馮小剛）監督作品の常連俳優で、コメディーからシリアスまでこなす演技派のグォ・ヨウ（葛優）だった。しかし、この7日間でたたき出したホアン・ボーの記録は、前人未到の数字となっている。

ホアン・ボー人気を見越して、大手ポータルサイトとチケット販売サイト「gewara」が手を組み、上記3作品のチケットをセットにしたものを販売。約1万2000セットが売れ、この画期的な試みも成功の一因となっている。（翻訳・編集/Mathilda）