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中国でアマチュアの「江蘇サッカーリーグ」が大人気となっている。
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スポーツをメインとしたインターネットコミュニティー「虎撲」はこのほど、江蘇省のサッカーリーグである第1回江蘇省都市サッカーリーグ専用チャンネルを設置。初日に100万人以上がアクセスした。また、3回戦の観客は平均1万5000人で、1回戦と比べると2倍増となり、他の地域からやって来たサポーターが試合開催6都市において、決済サービスの中国銀聯(ユニオンペイ)を通じて消費した文化観光消費額も14.63%増えた。端午節(端午の節句、今年は5月31日)に合わせた3連休中、「江蘇リーグ」が社会各界の注目を集め、話題の的となっている。
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「江蘇リーグ」はサッカーの試合だけでなく、深く融合された文化観光も魅力となっている。端午節3連休中、常州市、徐州市、鎮江市などの都市は相手チームの都市の住民を対象に文化観光優待制度を打ち出し、南京市、塩城市、泰州市なども観戦チケットを提示すると優待サービスを利用できる「サッカー観戦+観光+グルメ」というセットを打ち出し、消費促進を狙った。
常州市のサッカーチームは5月31日、本拠地で揚州市と対戦した。試合前、常州市は市内の全てのA級景勝区を揚州市民を対象に無料開放すると発表した。その措置による効果ははっきりと表れ、中華恐竜園や淹城春秋楽園、嬉戯谷、東方塩湖城といった景勝区は最近、揚州市から来た観光客で大いににぎわった。統計によると、端午節3連休中、揚州市から常州市にやって来た観光客は延べ15万人以上に達した。
南京市ではそれ以前の5月9日に、市内で開催される大型公演や大きなスポーツ大会の観客を対象に、チケットを提示すれば市内の景勝区・観光スポット、宿泊施設・飲食店、ショッピング施設などで割引制度を利用できると発表していた。その後、「江蘇リーグ」の人気が高まっているのを受けて、そのキャンペーンには、6月1日に開催された「江蘇リーグ」3回戦の南京対無錫の試合も組み込まれた。無錫市から来たサポーターの男性・陶さんは、「観戦チケットはわずか10元(約200円)で、こんなにたくさんの優待制度を利用できるなんて、遊びに行くしかないと思った。無錫は負けてしまったけど、お得感がある」と笑顔で語った。
塩城市は景勝区の入場券の優待サービスを打ち出したほか、サポーターは塩鎮水街の燕舞店、竹林大飯店で特色あるグルメである中国風玉子チヂミ「鶏蛋餅」を無料で受けとることができた。端午節3連休中、竹林大飯店の前には多くのサポーターが観戦チケットを手に列に並んでいた。竹林大飯店の企画部スタッフによると、3連休中、他の地域からやって来た客が大幅に増え、「江蘇リーグ」効果が目立っていたという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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