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海南省万寧市の日月湾にサーファーが集まり、にぎわいを見せている。
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夏が到来し、海南省万寧市の日月湾には再びサーファーが集まり、にぎわいを見せている。
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若々しい活力にみなぎる万寧市は、サーフィンスポットとして中国国内外で有名で、海南省の観光業においても重要な場所となっている。
現時点で、万寧市にはサーフィンクラブが160軒以上あり、毎年、延べ50万人以上のサーファーがやって来る。万寧市の街中を歩くと、若々しい雰囲気が漂っており、サーファーの張婉さんは、「ここの雰囲気は若者にぴったり。サーフィンをする前に、コーヒーを飲みながら海風を浴び、海の波を眺める。若者にとってこんな生活の一コマには一種のセレモニー感がある」と語る。
データによると、万寧市を訪れる観光客の70%は若者で、そのうち70%がスポーツを楽しんでいる。今年第1四半期(1-3月)、万寧市を訪れた観光客の数は延べ310万4100人、観光収入は計30億8300万元(約616億6000万円)に達した。「労働節(メーデー、5月1日)」に合わせた5連休を見ると、訪れた観光客の数は延べ42万8900人で、旅行消費額は2億7500万元(約55億円)に達し、いずれも前年同期比で13%増以上となった。
業態融合という面を見ると、万寧市は業界の壁を打破しようと取り組んでおり、サーフィン、コーヒー、グルメといったコンテンツからなる消費チェーンを立ち上げ、「陸・海・空」を網羅する各種体験や、日中も夜間も遊べるアクティビティーなどを打ち出して、観光客のニーズを満たしている。
産業の川上の関連企業から、川下の「遊び・ショッピング・娯楽」に至るまで、万寧市はサーフィンをメインに、整った産業チェーンを徐々に立ち上げている。海の波は潮の満ち引きや季節の影響を受けるため、年間を通じてサーフィンを楽しみたいというサーファーのニーズを満たすため、万寧市は現在、人工ウェーブプールやスポーツ公園が一体となったスーパーサーフィン施設を建設中で、10月にプレオープンする計画だ。
さらに海南省の「離島免税」政策を活用し、万寧市は政府と企業が提携する措置を打ち出し、免税商品の販売を押し上げ、消費市場の活力を引き出したい考えだ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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