中国物流購買連合会が5日に発表した5月の中国コモディティ価格指数は、前月より小幅に上昇しました。これは国際市場の緊張緩和に伴い、コモディティ市場の信頼感がある程度回復し、市場活力が強化されたことを示しているとのことです。

5月の中国コモディティ価格指数は110．3で、前月比で0．3％上昇しました。中国物流購買連合会が重点的にモニタリングしている50品目のうち、5月の価格が前月より上昇した商品は17品目でした。

専門家は、国際市場では目下緊張感がある程度緩和されたものの、外部環境は依然として不確実性や不安定なリスクにさらされていると述べています。一部の業界ではコモディティ価格が継続して下落し、有効需要が不足している問題がかなり顕著となり、経済の回復基調の基盤を固め、強化する必要があります。特に政府の継続的な公共財投資の増加を通じて、市場の需要を拡大し、企業の注文を増やし、企業の生産と投資の持続的回復を促す必要があります。古い生産力が新しい生産力への転換に拍車をかけ、コモディティ市場の安定した運営に好条件を創出することが期待されています。（提供/CRI）