6月5日は「世界環境の日」でした。中国外交部の林剣報道官は同日の定例記者会見で、「中国は一貫してグリーン発展の確固たる行動派だ」などと説明しました。

林報道官は、「中国は『緑水青山すなわち金山銀山（すばらしい自然こそ豊かさを生み出す源泉）』の理念が打ち出されて20年来、生態環境対策の難題に取り組み、発展と保護の関係を適切に処理してきた。中国は世界でGDP当たりのエネルギー消費の低下が最も急速で、大気質の改善が最も顕著な国になった。世界の新規緑化面積の4分の1が中国で出現したものだ。中国は世界最大かつ最も急発展する再生可能エネルギーシステムを構築し、地球最大で、最も完備した新エネルギー産業チェーンを整備した」と説明しました。

林報道官はまた、「中国はまた、世界のグリーントランスフォメーションの主たる貢献者だ。中国は100以上の国と地域とグリーン・エネルギー・プロジェクトで協力し、質の高いグリーン技術と製品の自由な流通を積極的に支援してきた」と述べました。林報道官によれば、中国は世界の太陽光パネル部品の80％以上、風力発電設備の70％を供給することで、全世界の風力発電の単価を累計60％超、太陽光発電では80％下落させ、特に広範な発展途上国に「使える・購入できる・成果出せる」の恩恵をもたらしました。

林報道官はさらに、「地球は運命共同体だ」と強調し、「中国はエコ優先とグリーン発展を堅持し、『共通だが差異ある責任』の下、各国と共に清潔で美しく持続可能な世界の構築を推進していく」と述べました。（提供/CRI）