上海税関は4日、上海税関に属する上海呉淞税関の監督下において、中国と日本を結ぶ定期フェリー「新鑑真」が3日、中国国産新エネ車20台を積載し、上海から大阪に向かって出発したことを明らかにした。「新鑑真」が、輸出する新エネ車を積載して日本に向かうのは今回が初。

車両輸送の機能も備えている「新鑑真」は乗用車や大型トラック、コンテナなどを積載できるほか、一度に新エネ車20台を輸送することができる。今回のオーダーでは、新エネ車合わせて400台が日本に輸出されることになっており、6月にはそのうちの85台が輸送される予定だ。

上海呉淞税関が1～5月に取り扱った中国と日本を結ぶフェリーによる輸出入貨物は前年同期比12．55％増の8110TEU（20フィートコンテナ換算） だった。（提供/人民網日本語版・編集/KN）