台湾の俳優ヴィック・チョウ（周渝民）が4日、ジェリー・イェン（言承旭）、ヴァネス・ウー（呉建豪）、ケン・チュウ（朱孝天）と組んだ「F4（エフフォー）」再結成の報道について初めて公の場でコメントした。

神尾葉子さんの人気漫画「花より男子（だんご）」を実写化した2001年の台湾ドラマ「流星花園」から誕生した4人組男性グループ・F4は、05年ごろからメンバーがソロ活動に重点を置くようになり09年に解散。ただ、報じられたところによると、グループがデビュー25周年を迎える来年、25周年コンサートを開催する計画が進んでいるという。

一方、中国メディアの新聞晨報は5日、ヴィック・チョウがこの件について初めて公の場でコメントしたと紹介し、4日にあったドラマのイベントに出席したヴィック・チョウが「毎年チャンスはありますし、声をかけてくれる人もいます。実現するといいですが、可能性が高いかどうかは分かりません」と語り、再結成については「自分なりの期待」があると率直にコメントしたと伝えた。

ヴィック・チョウはまた、「単純にお金を稼ぎたいというのであれば、わざわざ僕に声をかける必要はありません。何らかの計画が必要でしょうから少し様子を見てみます」とも話し、「単純にお金を稼ぎたいメンバーがいるのですか」と聞かれると「僕に聞いてどうするんですか。本人に聞いてください」と笑いながら答えたそうだ。

F4の人気ぶりをめぐり、新聞晨報は「デビューアルバムの『流星雨』はリリースから7日のうちに20万枚を売り上げた」などと説明している。（翻訳・編集/野谷）