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2007年7月8日夜、パキスタン北部の町・ペシャーワル郊外で中国人数名が銃で襲撃され、3人が死亡、1人が重傷を負った。写真は中国外交部。
2007年7月9日、駐パキスタン中国大使館の発表によると、8日夜、パキスタン北部の町・ペシャーワル郊外で中国人数名が銃で襲撃され、3人が死亡、1人が重傷を負った。大使館はこの事件を厳しく非難し、同国政府に対し早急なる事件の解明と犯人逮捕を求めるとともに、同国に滞在するすべての中国人の安全確保を求める声明を発表した。同大使館は職員を現地に派遣し、連日事件の対応に当たっている。
8日深夜にはパキスタン外務省のアスラム報道官が声明を発表、中国の民間人を狙った事件を強く非難し、この事件が両国関係に影響を及ぼすことはないと述べた。
同地の警察によると、被害にあった中国人3人はペシャーワルから10kmほど離れた郊外にある三輪バイクの工場で働いており、工場を出たところを待ち伏せしていた何者かに銃で襲われたと見られているが、犯人はまだわかっていない。(翻訳・編集/WF)
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