中国発のアートトイ「ラブブ」、世界中で爆発的人気に―中国メディア

人民網日本語版    2025年6月5日(木) 15時30分

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中国発のアートトイ「ラブブ」が世界中で爆発的人気となっている。

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中国のアートトイブランド「POP MART(ポップマート)」が打ち出したキャラクターグッズ「LABUBU(ラブブ)」 関連のショート動画が、海外のSNSで数十万回再生されたり、欧米の人気芸能人が中国のアートトイと一緒に写真を撮影したり、ファンらがグッズを競うように購入したりと、中国のアートトイが海外で爆発的人気となっている。

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中国のアートトイが近年、世界中で大人気となっているのを背景に、多くのブランドがオンラインで海外に販売するルートを開設したり、実店舗を設置したりしている。そして、オンラインでもオフラインでも中国のアートトイが大ヒットとなり、「POP MART」はその代表格となっている。

実店舗を見ると、「POP MART」は2024年にベトナムやインドネシア、フィリピン、イタリア、スペインに第1号店となる店舗をオープンさせた。同年末の時点で、「POP MART」は30カ国・地域で実店舗500店以上、自動販売機「ROBO SHOP」2300台以上を設置していた。


オンラインのルートを見ると、現時点で、「POP MART」は複数の越境ECプラットフォームを通して、90カ国・地域以上に向けて商品を販売している。

「POP MART」は中国のアートトイの海外進出の成功例の一つにすぎない。これ以外にも中国のアートトイブランド「TOP TOY(トップトイ)」は、世界で実店舗280店以上を展開しており、2024年に関連企業が53回に分けて合わせて4700万元(約9億4000万円)相当の商品を輸出した。また、もう一つのアートトイブランド「52TOYS」のタイの業務は24年に300%増となり、東南アジア市場の成長率も220%に達した。海外進出はすでに中国のアートトイブランドが発展する上で、重要な成長ポイントとなっている。

では、中国のアートトイが大好きなのはどこの国の消費者なのだろうか?24年の「POP MART」の海外業務の売り上げは絶好調だった。香港、マカオ、台湾や海外業務の中でも、東南アジア市場の割合が最も高く、増加幅が最も大きかったのは北米市場だった。東南アジア市場の売上高は24億元(約480億円)で、全体に占める割合は47.4%、前年同期比619.1%増だった。北米市場の売上高は7億2000万元(約144億円)で、全体に占める割合は14.3%で、前年同期比556.9%増だった。

海外メディアは、中国のアートトイ産業は独特な商品デザインや多岐にわたる販売ルート、グローバル化を重視した発展戦略などを通して、さまざまな文化背景や地理的な壁を打破し、異なる文化の人々に受け入れられるグローバルな消費財を打ち出しているとの見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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