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宇樹科技が社名を「杭州宇樹科技有限公司」から「杭州宇樹科技股份有限公司」へと変更し、市場では同社が上場を準備しているのではないかとの臆測が広がっています。写真は同社のロボット。
中国の人型ロボット企業、宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)が社名を「杭州宇樹科技有限公司」から「杭州宇樹科技股份有限公司」へと変更し、市場では同社が上場を準備しているのではないかとの臆測が広がっています。
宇樹科技は29日、パートナー企業向けに通知を出し、社名変更を発表しました。今後は新社名のもとで従来のすべての事業を継続し、既存の契約もそのまま有効としています。国家企業信用情報公示システムによると、同社は企業形態を「有限責任公司」から「股份有限公司」へと変更済みです。
これにより、同社が株式制度改革を終え、新規株式公開(IPO)に向けた準備段階に入った可能性があると業界ではみられています。一方、同社の関係者は「これは通常の運営上の変更であり、特別な意味はない」との考えを示しました。
過去の動きとしては、今年2月に同社が新たな資金調達をおこなったとの報道がありましたが、最高経営責任者(CEO)の王興興氏はこれを否定し、新株主の参入は既存株主との株式交換によるものであると説明しました。また4月には、香港特別行政区の李家超行政長官が同社を訪問した際、王氏は香港上場の可能性について「将来的にはあり得るが、現時点では不確定」と述べています。
宇樹科技は、ディープシーク(深度求索)などと並び「杭州六小龍」と称される注目企業の一つであり、今年の年越し番組「春節聯歓晩会(春晩、春節の夕べ)」では同社の人型ロボットによる舞踊パフォーマンスが話題となりました。(提供/CRI)
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