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銀川市でライブ・ウエディング・ペインティングがトレンドになっている。
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寧夏回族自治区銀川市で2日に行われた結婚式では、「ライブ・ウエディング・ペインティング」を専門とする画家・常婕さん(25)が4時間かけて、新郎新婦のために「手に触れることができる思い出」として、最も幸せな瞬間をキャンバスに描き上げていた。中国新聞社が伝えた。
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今やデジタル画像や映像が一般まで普及しているが、 銀川市ではレトロ路線を選ぶ結婚式の人気が突然高まり、「ライブ・ウエディング・ペインティング」を専門とする画家という新興の職業が、オリジナリティーある結婚式を望むカップルの間で人気となっている。画家は結婚式場で油絵やアクリル画というスタイルで新郎新婦の最も幸せな瞬間を描き上げている。描かれる絵は写実とアートを組み合わせており、結婚式の細部を捉えながら、非常に想像力あふれる仕上がりとなっている。
環境デザインを専攻していた常さんは2023年に卒業後、「ライブ・ウエディング・ペインティング」を専門とする画家になった。「ライブ・ウエディング・ペインティング」は時間との競争となる。そのため、リハーサルの時に構想を練っておき、実際に結婚式が行われていく中で目にした手を震わせる父親や指輪交換、ドレスの裾を持つフラワーガールといった細かなディティールを捉えていくのだという。また、アクリル絵具はすぐに乾いてしまうため、画家には高度なテクニックが求められる。
故人となった年長者を絵に描き入れてほしいと願う新郎新婦や、大好きなペットを描き入れてほしいと願う新郎新婦など、「ライブ・ウエディング・ペインティング」は写真と異なり、新郎新婦のさまざまな思いを込めることができる。そしてそのすべての作品が、新郎新婦の思い出や期待が詰まった世界に一つしかない作品となるのだ。
常さんによると、寧夏回族自治区だけでなく、中国全土の結婚式に出向くことが可能で、希望する新郎新婦はSNSで連絡することができる。唯一無二の思い出を残すために、「ライブ・ウエディング・ペインティング」を選ぶ若者が今、どんどん増えているという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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