中国・江蘇省揚州市の動物園から脱走していたカピバラの「豆包（ドウバオ）」が2カ月ぶりに保護された。中国メディアの上游新聞などが3日に報じた。

同市の茱萸湾動物園で飼育されていた「豆包」は2カ月ほど前に脱走して行方が分からなくなっていたが、同日午前2時ごろ、カピバラ展示エリアの近くに設置していた捕獲用のおりに自ら入り、仕掛けが作動して捕獲された。

飼育員によると、「豆包」は2カ月間も外で生活していたにもかかわらず、痩せるどころか体重が500グラム以上増えていた。毛並みも滑らかになっており、健康状態も非常に良好で、（展示用の）おりに戻した後も元気に動き回っているという。

中国のネットユーザーからは「やはり“出勤”しなくていいのが一番健康に良いようだ」「脱走中はメンタルが良好だったってことでしょ」「仕事しないと体調が良くなることの証明」との声がある一方、戻ってきたことについて「2カ月旅をして、やっぱり安定した仕事が良いと気付いたのかな（笑）」「やっぱり飼われる方が良いと思ったみたい」といった声が上がっている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) June 4, 2025