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3日、韓国・中央日報は「韓国初の新型コロナワクチン死亡者、22歳男性の心臓で見つかったもの」と題した記事を掲載した。
2025年6月3日、韓国・中央日報は「韓国初の新型コロナワクチン死亡者、22歳男性の心臓で見つかったもの」と題した記事を掲載した。
先月、国会で「コロナワクチン被害補償」特別法が可決された。従来の感染法補償より範囲を拡大することを骨子としており、10月末に施行となる。新型コロナワクチン接種は現在も高リスク群を対象に行われているが、記事は「ワクチンは安全なのか。死亡との因果関係を追跡した」として、ワクチンと死亡の因果関係が認められた最初の死亡者の事例を詳しく伝えている。
韓国では2021年2月からファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ヤンセンファーマ製など6種のワクチンの接種が始まった。21年6月8日、ファイザー製ワクチン1回目の接種を受けた22歳の男性は、5日後に胸部に痛みを感じた。同月13日午前1時、同僚に胸の痛みを訴え、同日午前8時に自身のベッドで意識を失った状態で発見された。救急搬送後、心室細動が確認され、2時間にわたり心肺蘇生が行われたが、そのまま死亡したという。
翌日、男性の解剖が行われた。外部に目立つ外傷はなかった。脳、肺、肝臓、腎臓、脾臓(ひぞう)、膵臓(すいぞう)にも死因と疑われるような箇所はなく、心臓は均一な赤褐色で心筋の壊死も確認されなかったという。
しかし、顕微鏡を用いた組織検査で、35個の心臓の検体のうち9個に心筋炎の兆候が確認されたという。死亡男性は17カ月前に高血圧(上156、下94)の記録があったこと以外に特異な点はなかった。
組織検査の結果は「心房壁に心筋炎が確認され、炎症の周囲で白血球の一つである好中球が多く観察された」「炎症がないのに心筋細胞の単細胞壊死が見られた」「左心室を中心に広範囲にわたる収縮帯壊死が確認された」の三つに要約され、死因は心筋炎と判明した。韓国で初めてコロナワクチンと死亡の因果関係が認められた。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「昨年や1昨年『自宅で突然死』みたいな記事をよく見かけたけど、あれはコロナワクチンと関係があるのではと思ってる」「不安だから自分はワクチン接種を受けない」「副作用のない薬はないよ」「コロナ以外のワクチンだって副作用はあるからね」「当時、中国人の入国を防いでいたら、ここまで国内に広がらなかったろうに」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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