端午節（端午の節句、旧暦5月5日）だった5月31日、湖南省湘西トウチャ族ミャオ族自治州の人気観光スポット・鳳凰古城を流れる川・沱江では、多くの人が楽しみにしていた「アヒル争奪バトル」が繰り広げられ、大いに盛り上がりを見せていた。縁起の良い赤いリボンを首につけたアヒルを含む500羽が次々と川に投げ入れられた。人民網が伝えた。

「アヒル投入～！」という大きな声が辺り一面に響き渡ると、今か今かと手ぐすねを引いていた男女がまだ水温がそれほど高くない川に次々と飛び込んだ。瞬く間に沱江はヒートアップし、観光客や市民は鳳凰の民俗的情緒をじっくりと体験し、楽しく、おめでたい雰囲気が漂う中、 端午節を過ごしていた。（提供/人民網日本語版・編集/KN）