国産の量子チップ設計産業用ソフトウェア「本源坤元」、5回目のアップデートを完了―中国

人民網日本語版    2025年6月3日(火) 18時50分

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中国の国産の量子チップ設計産業用ソフトウェア「本源坤元」が5回目のアップデートを完了した。

本源科儀(成都)科技が完全に独自に研究開発した国産量子チップ設計産業用ソフトウェアQ-EDA「本源坤元」が5回目のアップデートを完了したことがこのほど、安徽省量子計算チップ重点実験室への取材で分かった。人民日報海外版が伝えた。

量子計算時代において、量子チップ設計の中核ツールとしてのQ-EDAの独自開発は、すでに技術封鎖を打破し産業の機先を制する鍵となっている。72ビット量子チップの設計を例にすると、5回目のアップデート後の本源坤元はPDK(プロセスデザインキット)のサポートにより、自動化されたワンストップの高速レイアウト生成を実現しており、わずか6分50秒で72ビットチップの完全なレイアウトを完了できる。

安徽省量子計算チップ重点実験室主任の郭国平(グオ・グオピン)教授は、「4年間の取り組みを経て、本源科儀は量子チップ分野で深い蓄積を持ち、中国は量子チップ競争において、技術的なボトルネックを克服することができるようになった。今回のソフトウェアのアップデートは大規模量子チップ設計における技術的ボトルネックをさらに打破し、1000万規模のメッシュモデリングおよび量子チップのパラメータ数値計算の実現に成功したことで、中国の量子計算の中核分野における競争力を大幅に強化した」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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