日本のコンビニで日本語が分からない母親が日本人店員とけんかした―中国人男性

Record China    2025年6月8日(日) 19時0分

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中国のSNS・小紅書(RED)に2日、「日本語が分からない母親が日本で日本人とけんかした」との投稿があり、大きな反響を呼んでいる。

中国のSNS・小紅書(RED)に2日、「日本語が分からない母親が日本で日本人とけんかした」との投稿があり、大きな反響を呼んでいる。

投稿者の男性によると、母親と男性が日本を旅行していた際に買い物をしようとコンビニに入り、商品を選んでレジで会計している夫婦の後ろに並んだ。ところが、店員は夫婦の会計が終わると、もう一方のレジに移って別の日本人客の会計を始めたという。

男性は「もしかしたら私たちが何かのルールを理解していなかったのかもしれない。彼(日本人客)が終わったら次は自分たちの番だろう」と思ったというが、母親は「ちょっと、私たちが先に並んでたのになんであの人の会計を先にするのよ」と中国語で文句を言い始めた。

この時、店員と日本人客はお互いに分かり合ったように目を合わせ、それから店員はうんざりしたような視線を母親に送った。母親がまた中国語で「これっていじめじゃないの?」と言い出すと、2人の日本人(店員とその客)にもなんとなく意味が伝わったようだったという。

店員は「並ぶ位置」が違ったと指摘し、母親は「そっちに立っていなかったかもしれないけど、彼ら(前の夫婦)の会計が終わったんだから、次は私たちでしょう?何が違うの?」と発言。すると店員は英語で「ここは日本です。中国じゃありません。私は中国人じゃありません。英語で話してください」と言ったという。

男性は、「この一連のやり取りで、母親と店員は互いに相手の言葉が分からないまま言い争っていた」とし、「私はふと、けんかの時はどこの国の人であろうとコミュニケーションに障害なんてないんだということに気付いた」とつづっている。

この投稿には2000件を超えるコメントが寄せられており、「日本人(の店員)は言葉が分からなくても相手が不満だってことが分かっていた。つまり、わざとやったってことだ」「母親の不満にすぐに気付いたということは、店員は最初からいじめようと思ってやったということだ」「明らかに中国人いじめ」「完全にわざとだ」「相手が白人なら店員はおとなしく会計していたんだろう」「『お前は日本人の恥だ、ペッ』と言ってやれ」「日本人は中国人が嫌いだからこういう小細工をしたがる」「もし自分ならこんな店では絶対に買わないわ」「私も日本で3度けんかした。われわれ中国人をいじめられると思うなよ。欧米人と違う対応をされた。もはや差別だ」といった声が上がった。

一方で、「郷に入っては郷に従えで」「海外には確かにある種のルールがある。習慣が国内とは違う。知らなかったのだから、多少の損は我慢しないと」「日本は確かにそうみたいだよ。心斎橋のコンビニに入ったとき人が多くて、レジの前に並んでる人もいたけど、私は通路の足元にマークがあるところに並んだ。そうしたらレジの日本人のお姉さんは私を呼んで先にお会計してくれた」「ルールも守らず大声でわめくとは、恥ずかしい」「あなたたちがルールを理解していなかったからでしょう。レジからちょっと離れた足元にラインが引かれていて、そこに並ぶんだよ」との声も。

ただ、「(在日中国人だけど)日本では足元のマークに沿って並ぶ。初めて来る人には難しいかもしれない。店員さんがひと声かけて教えてくれればいいんだけどね」「間違った位置に立っていたとしても、店には誘導する責任があるのでは?普通の店ではそうだと思うけど」「これは店員の問題でしょ。私も初めて日本に行った時、分からなくてすぐ後ろに並んでたら、おばさんとレジの人が教えてくれたよ」との意見も出ている。

このほか、「はははは。けんかに国境はないってことだな」「なぜ英語なの?『日本語を話せ』じゃないの?」「手さえ出さなければいいよ」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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