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中国人向けセルフメディアの東京新青年は1日、高齢者の「隠れ貧困」を取り上げた日本の記事とそれに対するネットユーザーの反応を紹介した。資料写真。
中国人向けセルフメディアの東京新青年は1日、高齢者の「隠れ貧困」を取り上げた日本の記事とそれに対するネットユーザーの反応を紹介した。
東京新青年が紹介したのは、「THE GOLD ONLINE」が5月26日に配信した都内在住の75歳の女性の暮らしぶりと家計の見直しに対するアドバイスが記された記事だ。
この女性は夫が5年前に他界、高級住宅街にある敷地100坪の家に住んで収入は月22万円の年金だけ。かつては共働きで最盛期の世帯年収は2000万円近くあったが貯金は少なく、年間50万円の固定資産税が重くのしかかる一方、これまでと同様、友人にレストランで食事をごちそうするなどしている。その暮らしは「一見富裕層だが家計は火の車」だといい、記事では「老後の安心を掴む『次の一手』」という部分で住まいの見直しに関するアドバイスが記されている。
そのアドバイスとは「住み慣れた家を手放すのがつらいのであれば自宅を担保に老後資金を借り入れるリバースモーゲージや、自宅を売却した後に賃借人として住み続けるリースバックも検討の余地がある」というもので、東京新青年はこうした記事の内容を伝えた上で「老後の生活は重要な事柄。日本のネットユーザーもこの問題を非常に重視している」と言及。ネット上に「リースバックも聞こえはいいけど、売却して賃貸料を払うだけのこと。売却して半分以下の中古物件か施設に入るのも一つの選択だと思う(一部略)」「リバースモーゲージやリースバックは相続人がいる場合は、家財の処分を相続と同時に短期間でする必要が出てくるのでお勧めしない。小さなマンションに買い替え後、介護が必要になったら訪問介護かケア付き老人ホームへの転居を検討するのが現実的」などの声が寄せられたことを伝えた。
記事は最後に「老後の問題は日本社会に常に存在している問題であり、われわれが注意を払うべき問題でもある」と述べてから「自分の生活と将来をしっかり計画してこそ、より良い老後の生活が送れるのだ」と呼び掛けた。(翻訳・編集/野谷)
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