中国メディアの環球時報は2日、米マサチューセッツ工科大学バイオミメティクス・ロボティクス・ラボが開発した卓球ロボットについて伝えた。

記事によると、この新しい卓球ロボットは、卓球台の片端に固定され、一般的な卓球ラケットを握る多関節ロボットアームで構成されている。複数の高速カメラと高帯域幅の予測制御システムにより、飛んでくるボールの速度と軌道を素早く推定し、さまざまなスイングタイプの中から一つを選択して卓球台の目的の場所にボールを正確に打ち返す。テストでは、88％のヒット率でボールを返球し、返球の速度は平均で秒速11メートルに達した。

研究チームは現在、ロボットのプレー範囲を広げてより多様なショットを返せるようにすることを目指しているという。（翻訳・編集/柳川）

MIT engineers have unveiled a ping pong robot that uses advanced cameras and predictive control systems to estimate the speed and trajectory of incoming balls, executing perfect shots with an 88% hit rate. 🏓🤖 https://t.co/w15bhkCDyE

— Massachusetts Institute of Technology (MIT) (@MIT) May 9, 2025