拡大
30日、中国のポータルサイト・捜狐に「名探偵コナン」に登場すると物語が動き出す、最強のモブキャラ(脇役)について紹介した記事が掲載された。写真は東尾マリア。
2025年5月30日、中国のポータルサイト・捜狐に「名探偵コナン」に登場すると物語が動き出す、最強のモブキャラ(脇役)について紹介した記事が掲載された。
記事はまず、「モブキャラでありながら、これまで5回登場したうち4回もメインストーリーに関わっているキャラクターがいると想像できただろうか。周知の通り、『名探偵コナン』のメインストーリーは進行が非常に遅い。原作者である青山剛昌氏は休載することが多く、たとえ連載していたとしても、それがメインストーリーに直結しているとは限らない。黒ずくめの組織の幹部・ラムの正体を特定するだけでも5年を要した。ましてや黒幕・烏丸蓮耶(からすまれんや)に至っては30年経ってもいまだに登場すらしていない」と述べた。
続けて、「そんな『名探偵コナン』には、東尾(ひがしお)マリアという不思議なキャラクターがいる。帝丹小学校1年B組の生徒で、自身の関西弁のせいで自信が持てずにいたが、担任やクラスメイトの助けもあって、少年探偵団とも親しくなった。彼女はモブキャラでありながら、登場するたびに話が大きく動き出すため、ファンの間では『主線触発器(メインストーリーのトリガー)』という異名で呼ばれている」と説明した。
そして、「初登場した漫画の第548話と第549話は日常回に過ぎなかった。しかし、2度目の登場である第966話は、彼女はわずかに顔を見せるだけだったにもかかわらず、重要なメインキャラクター・若狭留美(わかさるみ)が登場した回となった。3度目の登場は第1006~1008話にかけての事件であり、この回では工藤優作(くどうゆうさく)が黒ずくめの組織のボス・烏丸蓮耶の存在を推理するという、メインストーリー上の大きな進展が描かれた」と言及した。
さらに、「4度目は第1110~1112話。ここでは、ラム候補であった脇田兼則(わきたかねのり)が若狭留美の正体に気づき、彼女の暗殺を企てるという緊迫した展開が繰り広げられた。そして、5度目の登場は先月更新されたばかりの第1144話。東尾マリアは再び顔を見せただけに過ぎなかったが、この回では、ラムがFBI捜査官のキャメルに出くわし、彼に見覚えがあるような反応を見せるという、これまたメインストーリーに関わる内容であった」とした。
記事は、「このように5回登場したうち4回がメインストーリー関連であるため、彼女が『主線触発器』と呼ばれるのも納得である。このような扱いを受ける理由が、青山氏による意図的な設定なのか、あるいは偶然なのかは定かではない。もしかすると、彼女の顔が『主役顔』だからなのかもしれない」と論じた。(翻訳・編集/岩田)
Record China
2025/6/2
Record China
2025/5/31
Record China
2025/5/27
Record China
2025/5/25
Record China
2025/5/23
Record China
2025/5/20
この記事のコメントを見る