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北京師範大学の教員プロフィール写真が話題になっている。
中国のネットユーザーがアップした北京師範大学公式サイトの教員プロフィールページのスクリーンショットが話題になっている。
話題になっているのは「プロフィール写真と名前」のページで、教員2人のプロフィール写真がキャラクターの写真になっていて、目立っている。2人のうち1人は同大学文学院中国古代文学研究所の顔子楠(イエン・ズーナン)副教授で、機動戦士ガンダムに出てくるザクの画像を使っている。もう1人は呉沂澐(ウー・イーユン)講師で、こちらはカカオフレンズのライアンの縫いぐるみの画像となっている。
ソーシャルメディアプラットフォームを見ると、ネットユーザーから「『中国古代文学』は誰が教えてくれるのかな?ザク?それともライアン?」「古代文学研究も今やこんなに大衆密着型になったの?」といったユニークなコメントのほか、「プロフィール写真がとてもかわいいので、古代文学に対して親近感が湧いてきた」「初めて見た時はちょっと驚いたけど、古代文学研究に対するイメージがポップでユーモアあふれるイメージになった。代わり映えのない証明写真を使うより、この方が親しみがある」といった肯定的なコメントも寄せられている。
これについて、北京師範大学文学院弁公室の職員は、「ウェブページのエラーではなく、教員本人がアップしたプロフィール写真だ」と説明したほか、「当学院は教員のプロフィール写真に対して規則を設けてはいない。公序良俗に反していない限り、教員は、キャラクターを含めて、自分の個性を反映した画像を選択することができる。これは教員自身の選択で、個性を表現することができる。学院は教員の自由を尊重しており、教学や科学研究に影響を及ぼさないことを前提に、個性を表現することを応援している」と説明した。
同校の教員のプロフィールページに、証明写真のようなオーソドックスな教員の写真をアップし、経歴や発表した論文、申請した課題、受賞歴といった一般的なプロフィールを記すというのは、確かに「失敗」のリスクが少ない安全策であるものの、個性がなく、魅力に欠けるともいえる。北京師範大学の2人の教員がキャラクターの画像をプロフィール写真に使ったことは、古いしきたりを打破するようなもので、見る人に新鮮味を与えてくれると言えるだろう。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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